最近PS3コントローラーのボタンの戻りが悪くなってきたので、ボタンゴム(ラバーパッド)を交換してみることにしました。ちなみに、PS3コントローラー用の交換ラバーパットはAmazonで100円(送料込み)前後で売っています。めちゃくちゃ安いです。
※SONYにも問い合わせましたが、純正品は販売されていません。
PS3コントローラーのラバーパッド交換
僕が交換に要した時間は10分~15分程度です。
※交換する際は全て自己責任でお願いします。
用意するもの
コントローラーと精密ドライバーを用意して下さい。
後は、購入した交換用ラバーパッドがあれば準備完了です。
※ラバーパッドは下記画像の5点が1セットで販売されています。
交換手順
背面の5つのネジを精密ドライバーで外し、カバーを2つに分解します。
簡単なので手順を省略しましたが、ここで躓く様なら先に進まないで下さい。ラバーパッドの交換は、コントローラーをほぼ全て分解しなければいけないので、戻せなくなる可能性があります。
ちなみに、手順は下記の通りです(下記画像のみ拡大表示できます)。
L1・L2・R1・R2とラバーパッドを外します。
この際、L2・R2の針金とラバーパッドの向きは覚えておいて下さい。
バッテリーを外して、基板を固定しているネジを外します。また、青い破線で囲まれている箇所がカバーに固定されているので外します。
カバーに固定されている箇所を外したら、基板を固定している白いプラスチック板ごと持ち上げて取り外すことができます。
後は、ラバーパッドを交換するだけです。
十字キーに向きはありませんが、ボタンは縦横の向きが決まっています(中央の穴の向きで分かると思います)。また、スタート・セレクト・PSボタンも向きが決まっています。
3つのラバーパッドが交換できたら、元に戻していきます。
白いプラスチック板をはめて、基板をネジで固定したら、L1・L2・R1・R2のラバーパッドをつけます。この際、ラバーパッドは幅が広くなっている方が画像の上になるようにはめて下さい。また、ラバーパッドの裏側には固定用の突起がついているので、回路シートとプラスチック板の両方の穴を通過させて下さい。
※精密ドライバー等を利用して、突起の位置を調整するとはめやすいです。
ラバーパッドの装着が完了したら、L1・L2・R1・R2をつけていきます(正しく装着されていれば、ちょっとやそっとの振動で落ちたりはしません)。
はめ込む向きは数字の向きで判断して下さい(ボタンは左右共通)。
また、L2・R2をはめ込む際は針金の向きに注意して下さい。
最後に、裏カバーを被せてネジを締めれば完了です。
この際、L2・R2側を綺麗にはめてからやると合わせやすいと思います。
交換完了です。
最後に
問題の使い勝手はどうなのか?
反応は全く問題ありませんし、戻りもよくなりましたが、純正のラバーパッドよりあきらかに硬いです。プレイに支障をきたす程ではないのですが、僕は若干気になります。
また、Amazonのレビューによると、ゴムの硬さに個体差がある様です。
ちなみに、分解してから気付いたのですが、ボタンのラバーパッドは180度回転させることができます。ですから、一番壊れやすいであろう「×」と、あまり使わない「△」の位置を入れ替えるのもありかもしれません。
デュアルショック 3 コントローラの分解と組み立てのところがわかりやすくとても参考になりました。
よくある誤字ですが、基盤 ではなく 基板 が正しいですね。
ご指摘ありがとうございます!
教えて頂けなければ、ずっと勘違いしたままでした。記事の方も全て「基盤」から「基板」に修正しておきました。本当にありがとうございます。